「食と命の教室」野草摘みなど

今月の「食と命の教室」ですが、まず2月にみんなで種を蒔いたミニトマトをついに移植しました

あのゴマ粒みたいな種が移植時期を迎え、それをみなさんが体験出来たことは何よりです

しかも、苗はお土産で持ち帰りOK。がっしり育っていて参加者も「ホームセンターの苗とはまるで違いますね」という言葉に対して、髙柳さんも「昔、ホームセンターの苗で上手くいかなかったけど、ここの苗なら上手くいったという人がいたぞ。だから、これで上手くいかなかったらあんたの畑が悪いんだ(笑)」と答えていました

そして毎年4月は「野草摘みの月です。

春は野草の時期で、ふきのとうに始まり、ヨモギといったところが定番ですよね。

その他にもカラスノエンドウ、スギナ、オオバコ、ドクダミなど色々な食べ方と効能があり、今回は参加者の1人が野草に詳しい方がいて、私だけでなくその方の知識もあり、一緒に歩きながらその辺に生えている道端の野草の話でなかなかの盛り上がりでした

そしてメインは「山裾の湧き水に自生しているセリ、クレソン」。

私はあの独特なクレソンの臭いは好きではないのですが、好きな方は好きでして、みんなで収穫しました。

クレソンとセリ

そのとき、なんと沢カニをゲットした人が

こんなところにもいるんですね~。私でも初めて見ました。

さて、2仕事終えた後はいつものお母さんの手作りご飯です

毎回、野菜だけでこれだけのレパートリーのおかずがつくれるのは、本当に凄いですよね~。

さて、いつもはお昼後はのんびり休憩するのですが、今回はタケノコ掘りに行く事をプログラムに入れたら、半分ぐらいの参加者がものすごい勢いで「タケノコ掘りたい」となり、天候もあったので「早く行きましょう」とのことで、休みもそこそこでタケノコ掘りに行きました。

タケノコって、ご縁がある人は毎年自分で掘りに行ったりもらえたりするので、普通の食べ物なのですが、都市部に住んでいるとなかなか手に入れる事が出来ないものですよね。

そういう意味で「都市部と農村のギャップ」の1つの象徴でもありますよね~。

ということで、「もうタケノコはいらないです」という方は、タケノコ掘りの指導をしてくれたりと、それはそれでみなさん楽しくやりましたし、「タケノコ掘りたい」と目を輝かせていた女性の1人は、急にテンションが下がったので「どうしたんですか?」と聞いたら、「タケノコ掘りって大変なのがわかりました。掘ってもらった方が良いですね」とのこと。そのギャップが面白かったです

さて、タケノコ掘りを満喫した後は、のんびりタイム。

髙柳さんが「長ネギでも掘るか」と言ってくれたので、みんなで収穫。

分けネギといって、ニンニク、らっきょうと同じように1本植えればあ、どんどん分かれて無限に増えていくやつなんですよ~。

また、キャベツも分けてくれました。なんとまあ立派なキャベツ

ちょこっと虫もいるのですが、まあ、無農薬でこれだけきれいなキャベツとは、凄いですよね~。

そんなこんなで、振り返れば盛りだくさんだった今月。特にタケノコの人気が凄かったので、最後の振り返りでもタケノコの感想を言う人が多かったです。

農村ではタケノコは竹藪になってしまう元凶なので厄介者の扱いですが、都市部では買う物。まさに「地域間のギャップ」ですね~。

教室終了後、今回は車で送迎する人がいなかったので、髙柳さんが「お茶でも飲んでけ」ということで、久々に教室終了後に髙柳家へ。

参加者1人も一緒となってお茶をし、夜ご飯まで頂いてしまいました

その会話の中で、ご一緒した参加者が「みんな良い人で楽しいですよね」と言うと、髙柳さんが「みんな腹を割って本音でしゃべっているからだな」と答えたので、私からは「みんながそうなるのも髙柳さんがいることでそういった場になるからですよ」と。

結局、誰でもウエルカム、腹を割ってストレートに物を言いつつ、そのお人柄は誰もを包み込む優しさと深さがあるから、一緒に居合わせたみんなが同じようになれるわけです。

私が昔習ったco-active coachingで「場をholdする」という概念があったのですが、これはとても感覚的なものなのです。

意識をどこに向けられるか、というのもあるのですが、髙柳さんの場合はお人柄でholdしているわけです。

結局、良い場を作るのも人、ですよね