10年目の「食と命の教室」

「食と命の教室」10年目がスタートしました

今年は耳が不自由な方、アトピーなどで休職中で食を変えたら改善して食の大切さを体感している方、3~4年ほど前にヴィーガンになった方など様々な背景を持っている方が参加するので、始まる前から「今年はこちらも色々学べる年になりそうだな~」と、私もとても期待感を持っていました。

始まりは自己紹介なわけですが、やはりみなさん、やはり色々な背景、想いをもっていて、とっても刺激になりました。

その後、少し散歩をして1000年続く田んぼへ。「日本人は山の裾野で湧き水が出るところに田んぼを作り、そこに定住して生きてきた」という髙柳さんのお話を聞きました。ほんと、こういったものを重機もなく人力のみで切り開いて作ったご先祖様って凄いですよね~。

さて、まずは待望のお昼ご飯

みなさん初めてで、またヴィーガンの方もいたのでかつお節無しで工夫してお母さん達がご飯を作ってくれましたが、ほんと、毎回思いますが、美味しいな~

今年はほとんど女性の参加者なのですが、「いくらで食べられます」と男性より食べている方もいました

さて、午後は今日の本題「夏野菜の種蒔き」です。

まず、ピートモスという何百年前の苔の塊と鹿沼土を混ぜて苗床を作ります。

その後、セルトレイに苗床土を入れ、1粒1粒種を蒔いていきます。

1粒がゴマ粒のようなものなので、注意しながら蒔いていきます。小さな種なので1回落とすともうどうなったかわからなくなっちゃうんですよ~。

さて、種まきが終わったら、みなさん大好きな収穫タイム

まずは三浦大根抜き放題その辺に生えている菜っ葉の菜花も収穫しました

また、キタアカリの小ジャガも配布されました。これは熟成されてトロトロのしわしわなんですが劇的に美味しいんですよ

みなさん、持ちきれないほどのお土産で、大喜びでした

 

今回は初回でしたが、終わる頃にはみな打ち解けてほっこりしていました。

また、最初の自己紹介、最後の感想タイムで、様々な気持ち、想いを聴けました。

自分の気持ちを素直に話せる事は凄いことだと思うのですが、この教室がそういう場になっているということは、素晴らしいな~と思います。

また、人の内なる想いを素直に聴ける場であるということも、これまたとても貴重な場ですよね

そういった話を聞ける事は人間性を高めるな~。私は主催者ながら、やっぱり良い教室だな~と思いました