雨と晴れの「田んぼと畑の耕育教室」

(土)(日)は「田んぼと畑の耕育教室」でした

いや~、大変でした

何が大変かって、(土)は雨続きで、その中で里芋を掘るデモンストレーションをしたら、「ビキー~」と腰に電流が走り、久々にぎっくり腰をやってしまったのです

まあ、それでもなんとか2日やりきりました

今年は9月上旬の猛暑が去ったとたん、ず~っと雨が続いています。

特に(土)は気温がぐっと下がった中で、天気予報通り2㎜の小雨が降り続け、その中でもキャンセルは少なく、かつ、「日曜日に参加予定だったのですが、日曜日が幼稚園の運動会になったので、土曜日に参加してよいですか?」といった連絡が3件もあり、なんだかんだいって、晴天の(日)より雨の(土)の方が参加人数が多くなったのです

ここ3年ぐらいから「雨が当たり前」になってしまったのですが、それにしても、全国探しても、あの雨の中で農業教室やっているのは、うちぐらいだろうな~

さて、今月は「収穫の秋」

「天高く馬肥ゆる秋」という言葉がありますが、秋は実りが多く食べ物が多い、だから馬もたくさん食べ物があって肥える、という意味ですよね。

ただ、以前、知ったのですが、最初はそういった意味では無かったそうです。

今の中国がある支那地域は、昔から良く、今はモンゴルがある北部の騎馬民族に襲撃されていました。

その時期が「秋」だったのです。

つまり、麦など穀物がとれて馬が肥え、「さあ、襲撃にいくぞ」という事で、馬が移動体力、襲撃する際に動き回れるのが秋だった、という意味だったそうです。

へ~って感じですよね~。

まあ、そんな話は別として、今月は「お土産沢山のお得な月」でして、サツマイモと枝豆をたっぷり持ち帰ってもらうのです

サツマイモを掘る前、みんなが集まるのを待っている間、先に来た人と時間つぶしで「この花、何の花かわかりますか~?」と聞くと、ほぼ、みんな知りません。

小さく可憐な可愛い花ですよね~

答えは「蕎麦の花」です。

これは9月頭蒔きで、11月頭に収穫し、11月の「蕎麦打ち」の材料となります。

台風が来ると一発でアウトで、博打のような作物なのですが、今年は台風が来なかったので良かったです

 

さて、みんなが集まったので、まずは、枝豆の収穫です。

今年は大豊作で、なんでこんなにとれるのか、農家さんもわからないぐらい実りました

普通大豆の枝豆2本と丹波黒大豆の枝豆2~3本が1家族分なのですが、コンテナいっぱいになりました

写真だとなかなかわかりにくいのですが、左が普通大豆の枝豆で、右が丹波黒大豆の枝豆です。

こんな感じで葉っぱをとって「枝と豆」にすることで、「枝豆」と呼ぶわけです。

大きさが一回り違い、味わいもやっぱり丹波黒大豆の枝豆の方が格別なんですよ。

お次はサツマイモの収穫。

シルクスイートなのですが、今年は何故か葉っぱが黄色っぽく量も少ないので、ちょっと収量は期待できない感じだったのですが、掘ってみたら、結構ありました

ということで、なんだかんだって、1家族辺り15kgぐらい、コンテナいっぱいのお持ち帰りになりました

その他、里芋掘りも行いましたが、里芋を掘ったことが無い人は多いので、里芋の出来方、親芋と小芋の話をすると「へ~」ってみんな感心して聞いてくれました。

お昼は先月収穫した天日干し米

年間会員さんにはお米25kgをお渡しし、とってもお得な10月でした

来月は蕎麦打ち。

このコロナ渦でどうしようかな~と思いましたが、そもそもこういったところに来てくれる方々は、そういったことも織り込み済みですし、各家族自分で打ったものを食べるわけですし、熱もいれるので、まあ大丈夫かな、。

ということで、消毒液用意したり、水で締める時は食品衛生手袋をした上で、いつも通りやろうと思います