田んぼや畑、地域がある生活

(土)(日)は「田んぼと畑の耕育教室」。

コロナで始まった今シーズンでしたが、田んぼで遊べる最後の月がこれで終わり。

8月は猛暑が続いているので一昨年からお休み月にしたので、次回は稲刈りです。

 

ということで、緑茂る田んぼでドロドロになれるシーズンはこれが最後です

 

7月はここ数年は30℃を超える猛暑続きでした

ただ、今年は、まあ未だに梅雨が明けず、個人的にはヘロヘロにならないので良いのですが、全体としては作物は育たないし、イベントの開催は見通しが立たないし、駐車場はぐちゃぐちゃになるし、まあ大変なことだらけです

それでも雨は慣れっこになってしまった今日この頃。

雨だろうが「天気予報は外れる」という体験のもと、開催すると、まあなんだかんだいって雨が降らなかったり小雨で出来ちゃうのがこの教室です

今月の目玉は「メダカすくい」

小川で捕まえてきたメダカ、それに似たカダヤシ、フナ、ドジョウの赤ちゃんを金魚すくいのポイですくうというもの。

子どもも大人もこういったの、大好きなんですよね~

金魚すくいの屋台のポイは破れやすいのですが、私が買ってくるのは破れにくいやつなので、小さい子はやぶいちゃいますが、小学校中学年ぐらいだと破けずいくらでもすくえます。

だから1家族30匹ぐらい捕まえられるので、楽しいんですよ~

ただ、その後、雨が止まず、時間つぶしにコンテナを積み上げてレゴのように遊びました。

これが毎回、大好評なんですよ

ということで、土曜日は午後に田んぼに入りましたが、日曜日は天気予報が良い方に外れ、雨が降らなかったので、メダカすくい後にそのまま田んぼに行くことが出来ました。

田んぼに行く途中にある自動販売機には、「カエルのミイラ」がいます。

夜の電気に誘われて入ってしまうらしいのですが、まあ、珍百景ですよね

今月はさらに増えていました

そして田んぼですが、お隣の田んぼは花が満開でした

ところが、私たちの田んぼは、いつもなら花が咲くのですが今年は咲いておりません

植える時期が遅かった&長梅雨のせいですね~。

それでも泥んこの足を踏み入れると、「気持ちー

みんなでデトックスをしながら、草をとったり田んぼの中をお散歩したり、幸せな時間を過ごしました

これでドロドロ田んぼシーズンは終わり。第1クール終了という感じです。

9月からは稲刈り、10月はサツマイモや丹波黒大豆の枝豆の収穫、11月は蕎麦打ち、12月は餅つき、1月は味噌作り、といったように、田んぼ中心から収穫や食べ物作りのシーズンに入ります。

まあ、それにしてもコロナで始まった今年は最初の1回目はどうしようか暗中模索でしたが、結局、例年と変わらないな~というのが結論です。

そして9年間積み上げてきましたが、やっぱり子どもは可愛い

どの子どもも可愛く、また親御さんがこういったところに連れてくる時点で、自然体験を味わせたい、という意欲がある親御さんなので、やっぱりどの家族もすてきです。

ただ、今年はコロナで巣ごもりしている人が多く、都会の人は未だにスーパーに子どもを連れて行くと白い目で見られるので、子どもは家に置いてお母さん1人で買い物、というのもあるみたいです。

子どもとキャッキャ出来る親御さん、スマフォをいじっている親御さん、子ども大好きなパパの横で田んぼに入らずお友達とペチャクチャしゃべっているママさんなど、まあ、色々いますが、自然の力は偉大で、大人も子どもも思いっきり解放されることには間違いありません。

新しい生活様式と叫ばれていますが、それは『懐かしい未来』のように、

「スペースは疎」だけど「人間関係は密」

で、みんなで子どもを育て、みんなで暮らしていく農村の生活洋式、もっと言えば、ちょっと前の日本の生活様式が、本来の「新しく懐かしい生活様式」なのではないか、と思います