先週に続き、今年2回目の自然薯堀りは、10代の女子3人が参加しました
先週も21歳と若い男子がわざわざ大阪から飛行機で参加してくれたわけで、今回も若い子達。
最近の若い子達は、ネットで簡単に「やりたいこと」を検索し、「見つけたら参加」というのが出来るので、フットワークが軽いな~と感心します
先週は晴天に恵まれて、ベストコンディションでしたが、今日は寒い
つなぎを着て参加して気合が入っているとは言え、「寒い~」と言うのもわかるほど、底冷えした日でした。
ただ、若いだけあって、まあ元気なこと
箸が転がっても楽しいというのはこの時期なんですね。3人仲良く寒い中でも笑いながら自然薯を掘っていました
まずは、名人から掘り方の説明。
自然薯の生え方、特徴を説明の後、まず最初の篠竹の根っこが絡み合っているところは名人に切り掘りしてもらいます。
ところが、1本目は、なんと途中で切れていて、名人も「あれ?これはこの下が無いね」という、10年ほどの短いものでした。
という事で、仕切り直しで違う自然薯掘りにアタック
ところが、今度は予想外の木の太い根っこが出てきて、名人も「こりゃ、チェーンソーが無いと切れないね」というぐらいの直径20㎝~30㎝ぐらいあるのが出てきてしまいました
名人も「こんなのはなかなか無いな。プロでも折れずに掘り出すのが難しいやつだ」と。
まあ、これも畑の物と違って本物の自然薯だから、「掘ってみなければわからない」んですね。
それほどの難関なので、名人がいつも以上にサポートしてくれて、途中途中、彼女たちも掘り作業をしました。
ただ、頑張って掘りますが、やはり慣れない道具と穴掘りという作業で、かつ根っこというハードルがあるので、掘るペースは名人の半分以下。
それでも、寒い中、頑張って掘ってくれました。エライ
そして、やはりちょこっと折れてしまいましたが、なかなかの大物で、名人も「これは予想以上だな~」と太鼓判
これで20年はいっているので、彼女たちとほぼ同年齢ですね
お昼を挟んで、2本目に挑戦したら、なんと、今度は4本絡み合っていているものが出てきました
普通、自然薯は1本が四方八方に根を伸ばして栄養素をとるので、他の自然薯は大きくなれないのです。
ところが、1本と思ったら、周りに3本が絡み合っていて、名人も「こんなの見たことないな。珍しいよ」とびっくりするほど。
ということで、1本目に続き、午後の2本目も難関といえば難関の自然薯に当たってしまいました
ただ、逆に言えば「量は1本より多い」わけなので、彼女たちも「ラッキーかも」と前向きに掘ってくれました
なかなか難しい自然薯堀りでしたが、4本で栄養が分散しているとはいえ、1本はこれまたなかなかの大もの
その他は細いものでバラバラになったのも多かったですが、それでも沢山とれて、大喜び
そして、掘りあ割った穴に入る女子達
入った子は、自分でも、またお友達も一緒に埋めている動画を撮っていました
あ~、20前後は一番何でも楽しい時期だったよな~、とおじさんも思い出しました
無事、掘り上げた後はお茶タイム。
実は朝集合時と、終了後の2回、お茶タイムがあるのですが、農家さんから出されたお菓子と焼き芋をずっとバクバク食べていました
特に、お芋は大好きなようで、朝のお茶で焼き芋を2本、昼ご飯もきっちり食べて午後のお茶でも焼き芋をまた2本と、とにかく良く食べる
私は1本でもうお腹いっぱい
若いって素晴らしい~と自分がおじさんになったことを感じる時間でした
お芋が好きということで、農家さんも沢山のお芋のお土産をプレゼントして、みんなご満悦
自然薯よりサツマイモの方が多かったぐらいです
まあ、それにしても自然薯堀なんて普通は出来ない体験。
こういった事が出来る農家さんがまだ残っている内に、沢山の人に体験してもらえるよう、私もコツコツ続けていきたいと思います。
体験したい方は、今月はもう無理なので、年明け1~2月でお申込み下さいね。