12月の単発イベント、今年最初の「幻の天然自然薯堀」の季節がやってきました
実は今年は3週連続入っていまして、何故か一般のみなさまに大人気
そして今回はなんと大阪から飛行機で飛んできて自然薯を掘りに来てくれた若者でした
LCCとは言え、わざわざ飛行機で自然薯を掘りに来てくれた理由を聞くと
「最初は自然薯を食べたいと思ったのですが、調べてみる内に自分で掘ったものを食べようと、なったんです」とのこと。
さすが若者、フットワークが軽いですね~
1人は大学生ですが1人はフランス料理の道に進んでいて、ホテルで働いているという若者2人組。
大阪と言ってもそんなにごてごてしていなく、おとなしめの若者で、最近の若者は洗練されているな~。
いつも一緒にやっている農家さんは「今年は台風で、みんな目印になる自然薯の花が飛んじゃったんだよ。だから普通の人は見つけられないよね」と、なかなか大変な様子
それでも事前に目印をつけておいてくれたので、午前1本、午後1本と自然薯堀をしました
まず、1本目は名人の農家さんと一緒に掘り上げます。
場所は篠竹や木々が生い茂る藪の中で、まずは周りの作業スペースを作るために、篠竹を刈りこんでいき、そこから目印となる自然薯の手前をひたすら掘っていきます。
大体、1m50㎝ぐらい掘るのですが、そこにたどり着くまで1時間ぐらい
1本目はのんびりなのですが、特別な道具を使って掘るので、普段、こういった道具を使う筋肉を使っていない人は若者でも「手がもうプルプルです」と明日は筋肉痛になりそう
ちょっと写真だとわかりにくのですが、これでもう1m以上掘っているんですよ。
ここからが大変で、自然薯は土の中でどう曲がっているかわからなく、そしてそれを折らないように掘り上げるには、慎重さが必要なのです。
ところが慎重すぎるといつまでたっても終わらず、目安としてはこの最後の掘り上げの仕上げで30分ぐらいで出来たら上出来です。
実際、掘ってみたら結構良いもので、写真ではわかりにくいのですが、1m以上あるなかなかの大物が掘り上げられました
今回参加した彼らが21歳ということで、自然薯も大体20年物。
つまり、同じ年ごろの自然薯が掘れたというのも、なかなかの偶然ですよね~
午後は彼ら2人を中心に自然薯を掘り上げましたが、これまたなかなかの代物でした
自然薯掘りというのは体験できるものではないので、みなさん、毎年満足して頂くのですが、私はもうかれこれ8年ぐらいこれをやっているのですが、最初は掘ったことがありましたが、その後はずっとサポート。
たまには自分で掘ってみたいな、という気持ちにもなりました
子どもが大きくなったら自分開催、してみようかな
ということで、今年1発目はとても天気が良い中で気持ち良く掘れました
あと10~20年で、山林で自然薯を見分けられて上手に掘れる人はほとんどいなくなっちゃうでしょう。
それまで、少しでこの体験を広げられるよう、引き続きみなさんと楽しんでいきたいとおもいま~す