(土)(日)と「田んぼと畑の耕育教室」。
収獲の秋という事で、一番お土産が凄い月です
まずは、今が旬の丹波黒大豆の枝豆。
夏の枝豆より12月の大豆になる前に早どりする今の枝豆の方が、圧倒的に美味しくて旬ということ、半分以上の方は知らないのです。
私も農村に足を踏み入れるまでは知らず、これを知ってから「そりゃ、秋の枝豆の方が美味いわさ」と納得したわけです。
夏の枝豆は品種がそもそも違うわけで、早く出来るものは、晩生のものに比べて味が薄いのはどんな野菜も同じです。
しかも、大豆の王様「丹波黒大豆」の枝豆は、普通は流通しないので、幻の枝豆ともいわれています。
超高級で、実は大きくて旨味が詰まっていて、昨年参加した方が「これを食いたくて」と久々に参加するほど
「1家族2株」という制限ですが、1株で上手くいけば両手いっぱい以上とれるのです。
ということで、沢山ある中から、「これだ」というのを2株みんな選んで抜いて、収穫です
また、鞘を外すだけでなく、葉っぱを外して「枝と鞘」だけ残した「本当に枝に豆がついている状態」のもデモンストレーションで作って見せたら、「なるほど、だから枝豆なんですね」と、正真正銘の「枝豆」の方ににするべく、みなさん頑張って葉っぱを外していました。
茹でるとこんな感じで、激うまでした
また、最近、一番人気のさつま芋、「シルクスイーツ」を1家族コンテナ半分ぐらいお土産に。
今年は土が締まって固かったので、いつも元気なお父さんも「こりゃ、なかなかきついですね」と頑張りながら弱音も
でも、やっぱり収穫は楽しく、あちこちで写真撮影が。
子供と一緒に田畑体験、大人も子供も楽しめるっていうのは、やっぱりいいですよね~
しかも、1家族で10~15kgぐらいのお土産だから、ほんと、お得な月です。
さらに里芋掘って「親芋、子芋、孫芋」という里芋のでき方を説明すると「へ~、こうなって出来るんですか」と大人も勉強になっていたようです。
小さなお子様には葉っぱを「トトロの葉っぱだよ」と言って渡すと、みんな大喜びでした
お昼は、先月みんなで稲刈りして作った天日干し米を食べ放題
超具沢山の豚汁や高級卵、根本さん家の甘柿も出ました
贅沢過ぎる月なので、(日)は約90人参加で、これだけの人数を1人で運営するともうヘトヘト
受付だけでなかなか疲れます
昼休みに、年間で来てくれた方にお米を25kgプレゼントするんですが、これがまた、20家族以上いるので、合計400kgぐらい手渡しするので、これも体力使いました
でも、いつも来てくれるお父さんが手伝ってくれて、ほんと、良い参加者に恵まれて、有難いです
今月はお料理スタッフの都合がつく方がいなかったので、奥様も1人で大量の料理を作ってました。偉かった
寄る年波には勝てず、思えばこれを始めたのが7年前ですから、あの頃は30代だったわけです。
7年経つとさすがに体力も落ち、参加人数も100人近くと当時の何倍にもなっていて、毎回、設営などでヘトヘトになりますが、なんだかんだ言って子ども達の笑顔がたまらないんですよね。
小さい子達の純粋な笑顔の可愛いこと
「かたおかさん、あのね」とか声をかけられると、もう、保父さんになって気持ちです
そんでもって、小さい子連れでのんびり田畑仕事を家族みんなで楽しめる場所もなかなか無いわけです。
東京など遠くから毎月通って下さるみなさんがいる限り、あとは体力が続くまで頑張ろうと思う教室でした