11月の「田んぼと畑の耕育教室」は落花生の収獲、里芋堀り、そしてそば打ちでした
今月は土曜日は予想より暑く、日曜日は予想より寒く風も強い、という気候で、土曜日は温かくなって1枚でも大丈夫なぐらい。半袖短パンの子もいました
一方で、天気予報では土曜日より温かいはずの日曜日は、気温もあまり上がらず、というか風が凄くて体感気温が寒くて、突風でテントが持ち上がるほど
寒くなったり暑くなったりと、何だか秋のような天気でしたね~。
さて、そんな感じの「田んぼと畑の耕育教室」。
今月も満席で、まずは畑で落花生の収獲です。
みんなで5月に蒔いた「千葉半立ち」という落花生の王様の品種、すくすく育って、ようやく収穫です。
本当は10月には収穫して良いのですが、教室の都合上、11月に収穫しています。
となると、葉っぱはもう枯れ果てて、実も土の中にだいぶ落ちているので、引っこ抜いた後に、「残らないように探してね~」と、土の中に潜ったものも掘り返してもらいました。
そして、「煎りたてはどんな高級なものより美味しいですよ~」と、煎り落花生のやり方を説明。
落花生に限らず、煎り立てのゴマは子ども達はお菓子のように食べるし、煎ったばかりの大豆を黄な粉にすれば信じられないぐらい美味しいのです
そんな話にみんな夢中になって掘ってくれました。
昨年ほどではない気もしますが、今年も豊作でしたよ
さてさて、畑作業も終わったら、いよいよ今日の本番の「そば打ち」です
狭い倉庫内にギューギューにみなさん入ってもらって、根本さんの指導に仕上がってそば打ちです。
そば打ちって、分量さえしっかりしていれば、なんとなかるものです。
きちんと打ちたい親御さんは途中から手を出しますが、何年も来ているお母さんからは「1年目はやっちゃいましたが、もう子どもに任せる心の余裕ができました」と語っていました
特に包丁で細く切るのが難しいのです。でも太くても大丈夫。
根本さんが育てたそばがそもそも美味しく、それを石臼で前日に挽いたものを使っていて、しかもそれは挽きぐるみという、少し皮も入っている田舎そばなので、白い部分だけで作った更科というそばに比べて、風味も香りも甘みも断然違うのです
「美味しい」と言われるそば屋さんに連れていってもらったことが何回かありますが、正直、それほど美味しいのかな~、という感じでした。
しかし、ここで初めて食べたそばは格別それほど素材が良ければ美味しいんですよね~。
そんなことで、「どんなになっても、そば粉が美味しいから絶対美味しいですよ~」と声をかけながら見守りました。
ちなみにこれはわが子が作ったそば。
切り方は上手なのですが、ボロボロになっているので、恐らく練りが甘かったんでしょうね
でも味は美味しかったですよ
そして、美味しいお昼ご飯の後は、里芋の収獲です
時期的にはちょっと遅いので、葉っぱは枯れあがっていますが、里芋堀りはしたことがない家族が多いので、大体半分の家族が「やりたい」と言います。
当たりの芋と外れの芋の見分け方を説明し、あとは自由に掘ってもらいました。
1株で袋いっぱいぐらいは穫れるんですね。
親芋も美味しい品種なので、たっぷり持ち帰ってもらいましたよ
そんなこんなで、今月も無事に終了。
気づけば今年もあと1回となりました。
11月は何だか忙しく、気づいたらもう月末近くです。
そして今月はいつもの第三週ではなく第四週開催だったので、12月の開催は再来週と2週間後。
またみなさんと2週間後に会うとなると、ぐっと近い関係になりますよね~。
今年最後の教室は、餅つきと高級食材の丹波黒大豆の収獲です。
再来週も、みんなで楽しく開催したいと思います