今年初めての「田んぼと畑の耕育教室」は、「味噌作り」です
今回は年明けすぐということで、お申込が少なかったのですが、水曜日以降にあれよあれよと申込が入り、丁度良い人数で開催
我が家は既に7年目ですが、1度自分で味噌を作ると、もう市販の味噌は食べれなくなります。
この教室も「味噌作りだけは」ということで、リピーターが多いのが特徴。
それだけ味噌は手作りが美味しいんですよね~
私も以前の仕事で味噌メーカーさんとつきあったことがありますが、スーパーなど小売の注文に応じて味噌を出荷しなくてはいけないので、3~4ヶ月寝かしただけで出荷してしまいます。
そのために「加圧」「加温」をし、本当に熟成していなくても、1ヶ月で色付けして出荷できちゃう、と言っていました。
温度が高いと色だけは先に付くんですよね。
でも、本当は1~2月に仕込んだら、10月ぐらいまで寝かして微生物がじっくりと大豆を分解し、アミノ酸をたっぷりだして、糀もアルコール発酵を経ながら美味しくなっていくのが本来の味噌です。
丸大豆を使うのも当たり前ですが、大体が大豆の搾りかすなどを使いますので、やっぱり味が手作りのものとは違うんですよね。
さて、今回ご参加の方も、半分がリピーター。中には海外に持っていくという方も
そして子供達にとっては、まあ遊びのようなもので、ぐちゃぐちゃ混ぜて楽しそうでしたよ
味噌の材料はいたってシンプル。大豆、糀、塩の3種類。だからこそ素材の味がそのまま出ます。
丁度、昨年仕込んだ味噌を見てもらいたい、といってもってきた方がいたので、今年仕込んだものと比較写真。
左が今回のもの。これがじっくり熟成して1年経つと、右のように色がついて醤油のようなものが染み出し、本当に美味しくなるんです
今年も味噌作りが始まりました。
美味しい味噌が出来ますように
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