田んぼと畑の耕育教室 盛りだくさん収穫祭!

(土)(日)は「田んぼと畑の耕育教室」でした。

今月は、収穫祭
収穫しまくり、食べまくりの盛りだくさんの最高に楽しくお得な月ですまずは、サツマイモ掘り。

去年はベニアズマとベニハルカの2種でしたが、今年はベニハルカの一本勝負
ベニハルカはベニアズマよりねっとり系で、寝かすとトロトロになるスイーツのような品種です。
これをたっぷりと収穫しました


色々な形のサツマイモがゴロゴロ。みんなで分けてもビニール袋いっぱいいっぱい、20本は持ち帰り出来ましたよ


さて、お次は今回目玉の「丹波黒大豆の枝豆」の収穫です
夏に食べる枝豆は品種改良された早稲種。
本来は11月末~12月にかけて大豆は実るもので、枝豆の旬は丁度今の時期なのです。
本来の季節だからじっくり育って美味しいのは当たり前ですが、更に、大豆の王様である「丹波黒大豆」ですから、大きさはもちろん、その味、コクく、風味は段違いです


持ち帰って、早速ゆでました。
この豆の大きさ、照りぐあい、そして味わいは格別。
しかも収穫日にゆでたてを食べるのですから、美味しいに決まっています


さて、話を戻して、今年は根本さんのお母さんが里芋をた~っぷりと育てたそうなので、みんなで初の里芋の収穫体験
多分、里芋を収穫した経験を持っている人って少ないんじゃないかな?
子どもは葉っぱを「トトロの傘だよ」と言って渡すと大喜び
大人には茎を「ずいき」として食べれることを伝えると、結構な数の人が持ち帰っていました。


ちなみに、サツマイモのツルもキンピラで食べれるそうで、その話をしたら、ツルを持ち帰っている人もいました。
何事も興味に従ってやってみるのは良いですよね~


さて、たっぷりと収穫した後は、毎月恒例の盛りだくさんのお昼ご飯


今回のご飯は、昨月みんなで収穫して天日干しにした無農薬ご飯で、更に朝収穫したての丹波黒大豆入り
そりゃ、美味しいにきまっています


豚汁はおかげさま農場の野菜をたっぷり入れて、根本さんの味噌で作りました。
出汁を一切使っていないのに、この美味さ、このコクは何
とというぐらいびっくり美味しかったです


さて、お昼ご飯でお腹いっぱいになったら、しばらく自由遊びの時間。

今回もカエルを捕まえている子がたっくさんいましたが、今までで多分500匹以上は子ども達に捕まえられていると思います
小動物は子ども達にとっては、時にはおもちゃのように扱われることもありますが、とても良いパートナーでもあると思います。
生き物に触れること、自分で捕まえること、時には死んじゃうこともあるだろうし、飼うとなれば餌のことも考えるし、手触りもそうだし、色々な経験をさせてくれます。

東京から来ているカエル好き(?)のご家族は、カエルを何匹も飼っているのですが、エサは観賞魚ショップで売られているコオロギを買ってきてあげているそうです。
そのお家には、周りのカエルを見たことが無い人がわんさかと見学に来るんだとか
「まるで、昭和の初期に、村で始めてテレビが来た家みたいですね~」という突っ込みをしてしまいましたが、本当に、カエルが珍しい都会っこも多いんでしょうね。

さてさて、午後は待ちまった餅つき大会です

通常の杵の1まわりも2まわりも大きい杵も、根本さんの太い腕では軽々です


大人も子ども達もペッタンペッタン
餅つきって楽しいですよね~


そしてこちらは玄米餅。これが醤油にとっても合って劇的に美味しかった
ちなに、もち米も普通のお米と同じように玄米があるわけで、それが「玄米餅」ということです。
風味も抜群、食感も抜群なんですよ~



根本さんの畑で採れたもの、そしておかげさま農場や大栄みみずの会など、無農薬で栽培された同じ成田市内の食材をたっぷり使ったお昼ご飯、そしてお土産。

そして青空や畑や空き地でたっぷり遊べる時間。

いや~、これこそ子どもも大人も楽しめる空間だな~と心から思います

運営側も大変だけど、みんな喜んでくれてますし、この時期はやっぱり「収穫の秋」を満喫してもらいたかったので、2日間晴れて楽しく開催できてよかったな~と思います。

とはいえ、そろそろ朝晩寒くなり、11月からは田んぼ地域では加工の時期に入ります。

11月は手打ちそば教室、12月は餅つきと丹波黒大豆の収穫、1~2月は味噌作りといった流れになっていきます。

今年度もそろそろ佳境に入りますが、最後まで楽しんでよい体験がご家族に提供できるよう、頑張って準備をしていきま~す