ついにやってきました、収穫の秋、稲刈りです
この3連休は、たくさんの家族と一緒に、稲刈りを満喫しましたよ~
「田んぼと畑の耕育教室」で、最も人気があるのが「田植え」と「稲刈り」です。
さて、今回、3日間で参加した方のほとんどが、稲刈り未経験。
それもそのはず、この稲刈りシーズンは稲作農家にとっては一番ハードな超多忙な時期で、天候と稲の生育を見ながら、短期間で刈り取ってしまわなければいけません。
そのため、農家さんからみれば、この時期に「手で稲を刈りたい」といっても、お仕事の邪魔になるだけなのです。
そんな中、無農薬でやってきた田んぼで稲刈りをしている「田んぼと畑の耕育教室」。
根本さんも超多忙で手が空かないということで、この3日間、私1人で頑張って運営しました
さてさて、稲刈りのポイントは色々ありますが、「怪我をしないこと」を最重要事項とすると、「刈ったら鎌を地面に突き刺す」、これを徹底することが最重要になります。
これさえ守れば、後は軍手などを着用し、刈り方に注意さえすれば、小さなお子様でも楽しく稲かリが出来ます
鎌で切るときは、包丁やノコギリと同じ原理で「刃物は引くと切れる」ということを頭に入れて、手前に引くのではなく、半円を描くように刃を滑らしながら切るのがコツですね。
80歳を過ぎたじいちゃんが、朝から晩まで稲を刈れるのは、手の力ではなく体全体を少しひねる感じで鎌を連動させて動かしているからなんですね。
そんなことを伝えながら、早速稲刈りスタート
親子で力をあわせて、楽しそうに稲刈り
稲を刈ったら、紐で束ねます。
それをワッセワッセとオダに運んでかける、という流れです。
刈るのは楽しいからといって、ドンドン刈っていると、後で束ねるときに手間が食うので、「刈ったら束ねる」というのを家族で連携してやるとスムーズに行きます
子どもも大活躍
もちろん、稲刈りに飽きて、虫取りに精を出すのも子供ならではですね
さて、初日の昼食中、根本さんがちょこっと顔出しをし「ホテイアオイ」という水草を置いていきました。何でもお知り合いで作っている人がいるそうで、欲しい方々で分け合えました。
こんなものを作っている知り合いもいるって、凄いですね~。
我が家もフナを水槽で飼っているので、少し持ち帰らせて頂きました。
さて、昼食後は、改めて稲刈り。
午後に入ると刈りより虫やカエルが好きな子は、虫やカエル捕りに夢中になり始めます
それは稲が刈られて見通しが良くなったので、歩けば必ずバッタかカエルが跳ぶんですね。
誰かが大物を捕まえると、輪が出来るんです
みんな捕まえやすいので、がっしがし捕まえていましたよ
午後は特に(土)(日)は晴れ渡って暑いぐらい
だから、オダがけした日陰が憩いの場です
午後もガッシガシと稲刈りをするのですが、初日、2日目は終わり次第、自由解散という感じでした。
しかし、3日目は、稲を最後まで刈り取り切る日なので、「終わりが見える」ということで、ほとんどの家族が最後まで参加して、というか途中から子供はバッタやカエル捕り、大人は稲刈り、といった感じで刈り続けました。
そして、最後の最後「誰が最後の稲を刈る?」という感じになってきました。
う~ん、どうしよう?
「じゃあ、みんなで一緒に刈りましょうか?」と提案し、最後にみんなで「せーの」で刈り終えました。
最後までやりきった感があって、み~んな大満足でしたよ
遠くから見ても、田んぼにずら~っとオダがけされている稲は爽快です
ちなみに、稲が一番きれいなのは西日が差してくるころ。
1日目、2日目に、翌日の準備のために1人残って田んぼにいると、西日が差し込んだ稲のキレイなこと
まるでナウシカのオウムの触覚の黄金色の草原のようでした(わかる?)
お土産に青シソや、稲穂を持ち帰って頂き、この3日間、みんなで楽しく稲刈りが出来ました。
今回は根本さんが忙しいため、3日間、1人で運営しましたが、無事、みんなで楽しく稲刈りが出来て本当に良かったです
やっぱり秋の稲というのは最高ですよね
そして、来月はいよいよ「収穫祭」です
餅つきに、サツマイモの収穫、更にそばの実の収穫、丹波黒大豆の枝豆の収穫と、盛りだくさんです
そして、今回収穫して天日干ししたお米を釜炊きで食べますよ~
最高に楽しく美味しい教室になると思います
11月は、手打ちそば教室、12月は丹波黒大豆の収穫など目白押しで、日程も決まっています。
ご都合が付く方は、是非お越しくださ~い
田んぼと畑の耕育教室は→コチラから
今年も実り多い秋でありがたかったです。
台風も来なくて、おてんとさまに感謝感謝です