田んぼのお手伝いをしに根本さんのところに行ったのですが、なんとすごい発見がありました
それは、根本さんのお母さんが、稲ワラで縄をスイスイ編めてしまう、ということです
私の知っている限りでは、60代の方は、もはや機械化された農業をしている世代で、おじいさん、おばあさんがやっていたことを見たことがある、というのが一般的でした。
しかし、田んぼ仕事の地域では、稲ワラを編む作業はお母さんがお嫁さんに来られた時は、普通にやっていたそうです。
あまりにも素晴らしいので、特別に映像でどうぞ
<稲わらを編む>
美しい。。。
伝統に根付いた技術は、美しい。
目の前でワラが編まれていく体験は、まさに感動でした
私もやらせてもらいました。
最初は上手くできませんでしたが、教えてもらったら、結構、さまになりました
ワラを編む技術は、日本の伝統文化といっても過言ではありません。
草履、縄、俵などを作る際に、基本的な生活に必須の技術だったわけで、しかも材料は田んぼから入り、自然に還るものです。
家の壁に泥とワラを混ぜ込んだものを使ったり、蒸した大豆を入れて納豆を作ったり、神棚に大縄を飾ったり。敷布団の下にワラを詰めた布団をマットレスのように敷いたり、ワラは日本人にとって様々なところで使われてきました。
今では、コンバインで刈り取る際にズタズタにされてしまうので、稲刈りをバインダーなど昔のやり方で刈っている農家さんでないと、稲ワラは手に入りません。
そのため、米よりも稲ワラの方が高い、なんてこともあるとか
そんな稲ワラをきちんと保管し、また編める技術もある根本家。
まさに、地域の宝です。
ぜひ、この感動をみんなに体験したもらいたいと思います。
来週のイベントで、お母さんの体調がよければ、みんなに稲ワラを編んでもらう時間をとれたらいいな~と思います。
しかし、手仕事は美しい。感動の時間でした
コメントをお書きください
nnnnnnnn (木曜日, 25 1月 2018 14:04)
役立つ情報ありがとうございます